はちさんの綺麗になれるアロマとハーブと石けんLIFE

アロマとハーブと石けん! 綺麗になれる幸せレシピ

今日放送の[所さんの目がテン]石けん作り‼️

今日たまたまテレビを付けたら、[所さんの目がテン]で石けん作りの特集が。


長く石けん手作りしているわたしには知っていることも多くあったけど、古代ローマ人が作っていた石けんの作り方には興味深かったです。

番組の内容はこんな感じです。





人類はこう作った‼️
古代石けんの科学




石けんはいつ頃誕生したのか?

一番古い記録は、5000年前のメソポタミアの粘土板に書かれている




書物として古いものは何か?

紀元1世紀(古代ローマ)のプリニウスの博物誌には、灰とヤギの堅脂で作ったとある




番組では、古代ローマ人が作った方法で石けん作り!



①ブナ科の木の灰を集める!

シラカシの枝を集め薪にし、石と田んぼの泥(粘土)で釜戸を作り、薪を燃やして灰を集める…。丸2日かけて113gの灰😅




なぜ石けん作りに灰が必要なのか?

植物は水分・炭素・ちっ素・少量の金属類から出来ている、燃えると金属類だけが残る、それが灰。灰(金属類)が石けんの材料となる。




②灰を水で煮込んで灰汁をとる

灰に水を入れて煮ると灰の金属類がイオン化して水に溶ける。30分ほど放置すると透明な液体が出てくる。この液体が灰汁。




③猪の堅脂を鍋で熱し、脂を取る

煮立った灰汁に脂を入れると、アルカリと油脂が鹸化反応を起こし、石けんとグリセリンが出きる。





☆石けんの洗浄力

油脂が鹸化して出来た脂肪酸塩は、水になじみやすい性質と脂質になじみやすい性質をあわせ持っている。
脂質の汚れは水に溶けないので水の中でもそのままだが、石けんをつけると、脂質になじみやすい部分が脂質の周りを取り囲み、水になじみやすい部分が脂質の汚れを引き剥がし、脂質の汚れを落とす



番組の作り方だと、液体石けんにしかならない。固形石けんにするには、消石灰・食塩・水酸化ナトリウムなどが必要。






今は、苛性ソーダという便利なものが。
いいオイルもすぐに手に入ります。手作りしない手はないですね。